3連単の歴代払い戻し金ランキング
高額払戻金ランキング 3連単
3連単の歴代払戻金ランキングを紹介いたします。やはり…すごい金額ですね。
順位 | 開催日 | レース名 | 払戻金 | 人気(全買い目) |
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1 | 2012/08/04 サラ系2歳新馬 | サラ系2歳新馬 | 29,832,950円 | 3892 (4080) |
2 | 2015/09/21 サラ系2歳未勝利 | サラ系2歳未勝利 | 27,929,360円 | 2643 (2730) |
3 | 2015/05/17 ヴィクトリアマイル | ヴィクトリアマイル | 20,705,810円 | 4140 (4896) |
4 | 2011/02/13 サラ系3歳未勝利 | サラ系3歳未勝利 | 19,507,010円 | 3120 (3360) |
5 | 2005/10/22 | サラ系3歳上1000万円以下 | 18,469,120円 | 3345 (3360) |
3連単とは?
組み合わせ数が多く当てるのが難解だが、的中した時に高額になることも多い。また売上に占めるシェアも高い。(競馬で4割~5割程度、競輪で7割~8割、ボートレースやオートレースで8割~9割)小額購入でも高額払い戻しを狙えるローリスク-ハイリターンだが、当てに行くと購入点数が多くなるという罠がある。
日本で最初に導入されたのは2000年10月13日の住之江競艇、競輪は2001年11月30日の前橋・立川開催から(全場導入は2003年11月[松阪])、オートレースは2002年2月3日の山陽開催から(全場導入は2005年4月[伊勢崎])、中央競馬は意外にも遅く2004年9月11日から導入された(最初は後半4レースのみ、全レース発売は2008年7月から)。2011年8月5日に、ばんえい競馬(帯広競馬)で導入され、全レース場で発売されるようになった。
競馬のフルゲート18頭では組み合わせ数が4896通りもあり、競輪504通り・オートレース336通り・競艇120通りより極端に組み合わせ数が多い。
大穴が飛び込んできただけで配当がドーンと跳ね上がったり、ときには1000万超の馬券が飛び出すこともある。
刺激的で夢を見れる投票券と言っても過言でもないだろう。
3連単の弊害
売上が芳しくない公営ギャンブルでは既存の単勝・複勝・枠連などのシェアが3連単に流れ、売り上げの少ない既存の式別に大口投票しにくい現象が生まれている。
これは、既存の式別の総投票数では大口投票をカバーしきれずオッズが大きく下がってしまうためである。結果として、大口投票のユーザーが離れる原因になっているという説もある。
もし3連単を廃止した場合、単勝・複勝・枠連の的中金をそのまま次のレースに全賭けするユーザーも増えると予想され、結果として収益があがるではないか…という説を唱える者もいる。
競艇や競輪では、3連単廃止を検討をしてるところもあるらしい。
競馬については2014年より、各主催者ごとに「投票法ごとに払戻率(売り上げ総額のうち払戻に充てられる金額の割合)に差をつける」方式が導入可能になっており(JRAは導入は6月7日)、その設定を見ると「当たりやすい式別へ誘導したい」という意図が見える。単勝や複勝といった当たりやすい式別は払戻率が80%なのに対し、3連単は72.5%(ホッカイドウ競馬のみ70%)と差が付けられている。